歯石は、何からできているのでしょうか?
誤解の無いように、食べ物が歯と歯の間につまって、石になってしまったものではありません。
食べ物が歯に付着すると、それを栄養分として細菌が繁殖し、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌のかたまりができます。この歯垢(プラーク)こそが、歯石の原因です。
歯垢は歯磨きでとることができますが、歯石は歯磨きではとれません。
歯石があると、歯に歯垢がつきやすく、取りにくい、すなわち歯周病になりやすい状態になります。
歯周病対策には、まず歯石を除去することが大切です。
●歯石の除去
歯石は、歯肉の中についている場合、除去するのが難しく、麻酔して歯肉を切開する場合もあります。 歯肉の中にも歯石がついている場合というのは、一般的にある程度進んだ歯周病だと言えます。
歯石をとるとき、歯肉の腫れがあると出血がひどかったり、痛みが発生したりします。
丁寧なブラッシングを続ければ、歯肉の腫れがある程度おさまり、出血も減り、 歯石を除去する痛みも軽減することができます。
早い段階でこまめに歯石を除去していれば、歯石の除去は簡単で、痛みも少なくてすみます。
歯医者さんで、歯と歯茎を定期的にチェックして、歯周病を予防しましょう。
通常、1年に1度くらいの間隔で歯石を除去すれば良いと言われています。
●健康保険は効くの?
歯石の除去は健康保険が利用できますので、3割負担で除去する事が出来ます。
詳しい内容については、有吉歯科医院までお気軽にご相談下さい。